君が歌をかけないのはつまんない恋をしているから

 

 

血が滲むまでなにかをするようなこと、そして突き抜けること、それ以外は本当は大したことないってこと、だれかの愛の形とか知らねーけど痛めつけることでしか認められないならそれは正しくはないのかもしれないこと

 

氷で薄まったアイスティーをストローでぐるぐる回しながら、堕落した恋を横目に 僕らは今夜旅に出る。あのアルバムを、君が好きだって言ってたから、何年もずっと内緒で聴いている、それを何周もする。夜風が冷たいけど構わない。ほんとこのままどっか行っちゃいたいね。性別隔てて干渉することがギャグだから、こうして旅に出てしまうことが、僕にとって、(君にとっても?)強い確かなことだった、世界はいつも悲しくて無力で、延々すれちがい通信なような気がしてウケるけどなんだかやっぱり今もっと色々変えてしまいたいから、深呼吸をして、没落していた意味を作っていって、汗だくで絶望した昨日も浮気性な明日もすべては詩のなかに、つくならどーせもっと明るい傷がつきますよに