水瓶座の先にはダークマターがあるらしい

 

 

 

宇宙を感じたことがあったから

つかう柔軟剤から爪のかたちまで違うのがすぐわかる

天涯孤独でもいいやあ

そう思うけど

わたし限りなく怠惰で馬鹿

小学生のとき隠れて買った本のせいだと言いたい

真夏にペットボトル仰ぎ飲んだら太陽と目が合って

瞼の皮膚のうらで残像がぎらぎら

てか虚しくて心が死んでいった

このツラと身体(女)がさ精神と乖離している

四六時中仏頂面でウケたときだけ笑えばいいのに

いつでもスマイルしてたら最悪な夜を何回かしてもた

宇宙じゃなくて我に返った

二度と私は私を乖離させるな

私の宇宙はいつか収縮する

私の半分に会えないのならば