2019-01-01から1年間の記事一覧
寝起きこそが全ての本質が見える。 私は岡本かの子でもなければカトリーヌ・ルシャルドワでもない。ただ腹が空けば食べる二足歩行の生物だ。全てはまやかしのような気もする。常日頃思い上がっているあの時間は何なのか?恐ろしく私は孤独で、弱くて、それが…
それっぽい言葉を書くな、他人の人生を語るな、おまえがいなくてもおまえの言葉は機能するか (すべての言葉にはリアリティが必要だ、近しい人であれ本当のことは分からないものだ、ことばだけでひとを殺すことも救うこともありうるのだ)
今日、機動隊がめちゃめちゃいる土手で歌の練習をしてきた。散歩をしている人に二回指差された。気分は良かった。バッタが飛んでて、聴いてくれてるんだと思って嬉しかった。その後のライブは、以前よりも落ち着いて思い通りに歌えた。見てくれた人たちあり…
マイスイートタイランド #1 計画〜1日目編 たまには、まじめに書こうと思います! 9月の初めから、3泊5日でタイ旅行に行っていました。 私が海外に行くのは高校一年生以来なので、実に6年ぶりとかになるのかな? パートナーとは2回目の旅行で(前回は京都に2…
アルティメットかなえちゃん2 自分は結構0か100かの人間なのかもしれない。20〜70の揺らぎを見せてくる人を見て泣きそうになる。 かなえちゃんも0か100の人間な気がするけど、彼女が私と決定的に違う部分は、彼女は暗い顔をしていない、常に姿勢良く前を見て…
ほしいものがありすぎるのと同時に、いらないものが多すぎる。この二つの中身はほんとうは同じで、私はまた必要なものを見失っている。 洗ったばかりの足を泥水に浸して遊ぶように、今はただ、わざとこうしているだけなんだ、という顔をしてみせる。通りぬけ…
私が夢を見る時は大体二度寝している時だ。今日もバイトに遅刻ギリギリの時間まで夢を見た。最近どうも不穏な雰囲気の夢ばかり見ているような気がする。 夜中に目を覚ますと、そこは祖母の家の和室だった。妹と横に並び眠っていたようだった。そこで母が廊下…
夏休みは相変わらずやることがなく、メモやMacと向き合って歌っていて気づいたら夜だった、でもこれは逆にしあわせかもしれないよね、退屈よりも やることがないって言うけど、友達に、就活しなさそうだねとか、想像つかないよとか、逆に就活するんだって言…
(2019-1月のしたがきに書き足したものです) 20歳になった瞬間悲しくてふがいなさで死ぬかと思ったけど みんな祝ってくれている ありがとう 小学生の頃によくあった、夜寝る際の全身にコンクリートの感覚がめり込むような幻覚たちを、忘れかけている。忘れる…
今の私には何かが欠けていた それはとても大切なものだったような気がしていた 道行く人に睨まれないように、倒されないために すれ違う人たちを睨み、倒そうとしていた そういう生活に堪えられないような虚無を感じていた 何も書けなかった 何も浮かばなか…
夢日記とか 妹が金縛りにあったらしい、 私はあったことがない しかも声まで聞こえたらしい、分かってあげることができないかもしれないと思うとごめんという気持ちだ 穏やかな今朝の二度寝で見た夢を覚えているので書く 私はなぜか結婚式か何かのパーティの…
恥の分だけ友達が笑ってくれるならそれでいいと思った。ベンチにもたれて、行き来する人を眺めては呆然とし、ふざけ笑っている時間だけが私の中で正しい気がした。授業をさぼってくだらない話をした日も、公園で酒を飲んで警備員に注意された日も、私には大…
瓶詰めのはなし 追いつめられたときにできた歌とか、また歌おうとすると思い出すときにはもう何も思わなくなっていて、その一きょくは、そういうものを詰め込んだ瓶みたいで、実はコレクションなのかもしれなくて、それを集めることがすきなのかもしれない …
「嫌いです」 誰に見せるわけでもない青空 行進する無意識の恋は無効 交信する無意識の故意の向こう ごめんねの四文字が怖いひとのための ため息の重なるビート 午後の日差しが邪魔なくらい 夏を知っているのは あなただけなのにな うそが好き まぎれもない…
「空き缶とゆううつと」 足並みが揃ってしまわないように、半歩後ろを歩く。 彼女は缶ジュースを勢いよく飲むと、振り返り僕に素早く差し出した。 「飲む?」 少しためらいながらも飲んでしまうのが僕の悪い癖だ。 彼女は目を逸らし、遠くを見ていた。 僕も…
明るいうちに夜中を走れ そろそろ襟足が汗で濡れる季節が近づいてきた。そうでもなかった。 でも いつのまにかもう 春の風がふいて、すぐに変われるような気がした。 夜遅く、大学近くの寿司チェーン店で、友達に変わりなよと言いながら本当は自分の方が変わ…
無題 夢を見た浅瀬で踊る 靴は流されていく いつからか夏を描けないのはなにかのせい 変わらないなら変わるのなら ここにはいられない 教えてくれたのは右手 なぞる肌ゆびの先 まぶたの裏見ていた こびりついたままの季節 ゆすぐ口へんだと 笑われて嫌われな…
白いカーテン光が差し込んで、遅い朝食をピンク色のアルバムを流しながら、八月はあの場所に行って写真を撮ろう、ついてきてもいいよ 疑いえない行為が増えるのは物が増えるのは 安寧じゃない 報酬でもない 痛いほどの共存、生きるということ 朝の支度洗面台…