夏、清く 東京
血迷った数だけあるのは解答
都会と街灯 夜の風
彷徨った日だけあるの
誤解と回想と回送
終電後の世界
忘れた
忘れたい
わたしときみのノスタルジック同じ
夏を待つ始発と一日 揮発性の恋 8月、
午前2時までにプールサイドで待ち合わせ
突き抜ける青溶けてなくなりそう
レースのカーテン越し夢の世界
でもここは血みどろ こころは血みどろ
勝利の味もおいしくない、
敗北してもおわりじゃない
和解だなんてありえない
ノートに書きためる濃度