ひどい夜を救うのは案外陽気な歌だったりする

 

 

 

 

まるで映画のエンディングのようで、美しい最終回のあの感じ、それをイントロの2秒間で体現できる音楽 ずっと待っていたかのような/人の悲しみを目で測ることはできないけど、あなたも私も今 生きているということはこれまで傷ついてきたということなんだと思う でも少し待って、聴こえる、この陽気な歌、その美しさに私は屈伏する、すべてを中断して踊り酔い、そうこれはどうしようもない、何にも邪魔させないでいい/ひどい夜を救うのは、終わりにはじまりをくれるのは 案外いけ好かない陽気さだったりする