ラブソング考察

 

 

 

前に友人に、

「ラブソングというか失恋ソングには、振られた・ひどいことをされた側視点の曲がとても多く共感できないと感じる。ひどいことをしている視点の曲はあるのだろうか?」的なことを尋ねたら、森高千里の「A君の悲劇」を教えてもらった。これはひどいことをしているというより、主人公の感情が、ギリギリ共感できないレベルの冷酷さで良かった。というかもはや共感を必須としていないからラブソングというか、日記みたいだ。歌詞というのは個人的であればあるほど普遍的である、と自分の中で方程式がぼんやりとあったけど、そうじゃないのかもしれない。森高千里が、特異なのだろうか。

 

 

https://youtu.be/d-Eo64Fdqa0