16+7

 

 

悲しいとき、どうする?

そう、なんていうか

暗闇に目が慣れて歩けてしまうように

悲しくても日常が忘れさせていくとき

泣けたらいいのにな

叫べたらいいのにな

心が閉じていって
涙の一粒も出ないときがあって
そんな日からもうあと少しで
7年も経つことになる
僕はいつまで、この話をしている?
7年間、1日たりとも忘れたことはないよ
楽しいときも 幸せなときも
誰かを愛する夜も

 

歌詞が書けなかったのは

心が震えるのを待っていたから

でも結局今夜も君のことを書いてる

そう、それで君が気に入ってくれたら良い

僕はいつでも君のこと思ってる

たまに夢に出てくれる

僕に言うはずだった言葉はある?

今でも会えたらなんて言うかな

大丈夫毎晩君を思ってる

多少辛くても大丈夫

僕の時は16歳で止まっているような気がする

もちろん毎日は進んでいく

でもただふと歌を歌うとき

僕は感じる

僕はここにいる

僕はここにいる

どこにも行かない

ただここにいるよ

 

僕はこれからもいくつも歳を取る

いくつも忘れてく

いくつも得る

いくつも失う

やさしい温もりも

柔らかな微笑みも

ただ目を瞑ると描き出されるように

触れられなくなっていく

 

最後のときまで、

手をさしのべる勇気をもっていたいよ

あのときできなかったこと

 

僕は僕のままでいてもいいんだよね?

だってきみが褒めてくれたから

好きでいてくれたから

君が気に入ってくれた僕でありたい

いつもいつでも

負けたくない何にも

 

君ともっと分かりあえばよかったと思ったけど

君は夢に出てきたとき

分かっているよというような顔をしてた

時は止まっていないってことなのかな

君は今の僕を知っているはずと感じてしまう

僕の勝手な想像なのかな

許してほしいよ

 

僕は僕のために君を忘れないのかもしれない

目の前の一人と向き合うこと

難しいよまだ

でもこれからは手をさしのべる人になるよ

見ていてくれるかな